NPO法人FDA ~ひきこもりからの転職~

就労を目指して頑張っているトレ生の情報を発信します。

お母さんと、今は亡きお父さんへ..ごめんなさい

私は、お父さんとお母さんと兄、妹、おばあちゃんに育てられました。
それはそれは、厳しかったけど最大の応援をしてくれましたし、叱ってくれました。今どんなに感謝していることか、、、

そして大学まで出させて頂いたのに、私のいろんな判断が上手く行かず現在、職を探して収入ゼロです。
お父さんは死ぬ一年ぐらい前、私が「うつ」で会社に行けなかった頃、FAXで手紙をもらいました。その手紙には、、、、


お前が苦境に立った時どうやって底から自分で抜け出したら良いのかをちゃんと教えなかった。申し訳ない」

 

という一文がありました。

この文章を見て、涙が止まりませんでした。今でも書きながら泣いています。
戦後、家も焼けて無一文から私達子供3人を全員大学まで行かせてくれてしかも、仕事の話も帰省する度に優しく話してくれました。

お母さん、今、心配かけていること、本当にごめんなさい。
ごめんなさい、、、、としか言えないことを心から申し訳なく思っています。

この次、帰省するときは、まだ苦境が続いているかもしれませんが、絶対笑顔で話をします。電話やメール、手紙では伝えられないこと、きっと伝えます。

社会から離れてしまって、人の支援を受けないと生きていけない状態ですがそんな自分でも誰かの笑顔が見たいと思います。
一番笑顔が見たいのが、お母さんです。

お金とか家とか服とか食べ物より、もっと実は大切なモノがあることを恥ずかしいのですが、この歳になってやっと少し分かるようになってきました。

お父さんとお母さんが私に伝えたかったこと、今は伝わっています。
FDAでの皆とのふれあいもそれを理解するために役に立っています。
だからきっと、、笑顔で、、「大丈夫!」って顔見て言うためにこの次帰省します。

絶対に待ってて下さい!

お母さん、長生きしてくださいね!これからもう一回私は挽回します!

ここまで読んで頂き、誠に有難う御座いました。

これからも頑張ります、、、頑張り過ぎないように、、、